卒後教育にも力を入れていらっしゃいますね？

世の中の変化とともに、衛生士に求められる役割や内容も変わってきます。長く確固たるキャリアを築き、充実した衛生士生活を実現してもらうためには、卒後に訪れる転機に対応した教育的サポートが必要です。訪問歯科・高齢者歯科の需要拡大、育児後の職場復帰など、衛生士が自分一人で準備し対策を立てることの難しい課題が未来には待ち受けています。衛生士となった後も、私たちにはできることがあると考えています。

合格・就職させたら終わりではない？

真剣にそう感じています。本校は、「サポートが手厚く、面倒見の良い学校」と、よく言っていただく事があります。教職員すべてが「学生想い」。衛生士学校として先駆的な教育サービスや対応が当校から生まれるのは、競争戦略上の取り組みではなく、学生を想う気持ちの大きさが現場にイノベーションを生んでいるのだと感じています。

多くの入学希望者を集める理由はそこにある？

「この資格を目指したきっかけは、通っていた歯医者さんで働く衛生士との出会いでした」と答える学生が多くいます。そのすてきな衛生士の出身校は、自分の通いたくなる、人にも勧めたくなる衛生士学校となるはずです。多くのすてきな衛生士の存在は、当校に多くの入学希望者を引き寄せます。結局、卒業生の活躍以上に当校に大きな経営成果をもたらすものはありません。「学生想い」を突き詰める先に、経営の安定もあるように思います。

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• 歯科衛生士育成の現場から