コーヒーの最新健康学

Series:Talking About Wellness

※この記事は、2016年7月発行のD RECRUITING JOURNAL
に掲載されたものです。

人間の身体に対してコーヒーは悪い影響を与えるとの見方が大勢だった従来と異なり、現在はリスクと併せて良い効用も一緒に語られるようになってきました。イギリスのあるメディカルニュースメディアに掲載された記事では、最近の研究により明らかになってきたコーヒーの持つ5つの予防作用を紹介しています。

1つ目は、コーヒーと2型糖尿病の関係。ハーバード公衆衛生大学院(HSPH)の研究によると、1日に飲むコーヒーの量を従来よりも1杯以上増やした人と従来と変わりなく過ごした人とでは、4年後の2型糖尿病罹患率に11%の差があり、コーヒーの摂取量が多い人は少ない人に比べて2型糖尿病になりにくい可能性があるとの考えを示しました。2つ目は、コーヒーおよびカフェイン摂取とパーキンソン病発症率の関係。コーヒーとカフェインの摂取が多いほどパーキンソン病が発症するケースが少ないという統計が公表されています。3つ目は、コーヒーと肝臓がんの関係。なんと1日に3杯のコーヒーを飲むと、肝臓がんになるリスクを50%以上も低下させるとのことです。4つ目は、コーヒーと肝機能障害の関係。コーヒーを飲むことは肝硬変ほか肝機能障害で亡くなるリスクを大きく下げ、カフェイン抜きのコーヒーでも肝臓に良い影響があることを伝えています。5つ目は、コーヒーと心臓疾患の関係。日々の適度なコーヒー摂取は心臓疾患の発症リスクをも引き下げ、1日に4杯飲む人とそうではない人とを比較すると11%もリスクが低いという見解を明らかにしています。

一方でコーヒーを飲み過ぎることで生じやすい障害についても触れており、うつ的な傾向や妊娠の可能性を低めるリスクについても指摘しています。記事全体を通じて、何事もバランスが重要であり、コーヒーも例外ではないことが理解できます。

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