最強の健康食は1975年型の日本食!

Series:Talking About Wellness

※この記事は、2017年1月発行のD RECRUITING JOURNAL
に掲載されたものです。

平成25年12月に、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されてから3年余がたちましたが、相変わらず海外では和食がブームです。
人気の理由は、見た目の美しさや繊細さに加え、ヘルシーなこと。世界中で健康志向が高まり、ファストフードでも健康やヘルシーさが求められる時代ですので、長寿国ニッポンの和食が注目されるのは当然かもしれません。

そんな中、平成28年9月に東北大学大学院農学研究科の研究グループが発表した『健康的な日本食の健康有益性を検証』というレポートが、テレビ番組でも取り上げられて話題になりました。それは、現代食に比べて1975年頃の日本食が健常者のストレス軽減や運動機能を向上させ、軽度肥満者に対してはBMI値を低下させるというもの。以前にも同グループは各年代と比較して、1975年頃の日本食が糖尿病・脂肪肝・認知症の予防や肥満抑制に効果があることを実証していました。今回の検証では、改めて40年前の日本食が健康に良いことを証明したと言えます。

では、当時の日本食はどんな内容だったのでしょうか?
その基本は一汁三菜です。味付けは砂糖や塩より、出汁や発酵系調味料(味噌・醤油・酢・酒・みりん)がベースで、食材の中心は大豆製品や魚、果物、野菜。調理法も揚げ物や炒め物より、煮る・蒸す・生が多く、いろいろな食材を少しずつ食べるのが特徴です。この頃からサンドイッチやオムレツなどの欧米食が食卓に登場しますが、ご飯と一汁三菜の組み合わせは変わりません。栄養素で見ると、カルシウムやタンパク質、ビタミンA、C、Dが実に豊富です。この内容であれば食育や食事療法にも活用できそうですし、生活習慣病の対策にも役立てられるかもしれません。また、これらの栄養素は、歯を強くする食事の栄養素とも合致します。1975年型の日本食は歯の健康にも有益性がありそうです。

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