マックがオーガニックに!?

Series:Talking About Wellness

※この記事は、2016年9月発行のD RECRUITING JOURNAL
に掲載されたものです。

ますます高まる消費者の健康志向を受けて、米国マクドナルドではハンバーガーのバンズに使用しているコーンシロップを砂糖に切り替え、チキンナゲットへの人工保存料の添加も取りやめると発表しました(※1)。約半数のメニューの原材料を見直す予定だそうです。ファストフードも「健康」がキーワードになる時代に入りました。

賞味期限切れ鶏肉の問題で食の安全軽視の姿勢が問われ業績を落とした日本マクドナルドですが、米国マクドナルドも苦戦しています。
アメリカでは健康志向の高まりで、オーガニック食品や自然食品、低糖、低カロリーなど健康を意識した食品の需要が拡大し続けています。アメリカでは個人の医療費負担が重く、抑制するためには個人が自立して健康を維持し、病院要らずの生活管理をする必要があります。健康志向の発展は、美意識や価値観だけでは片づけられない社会的な背景もありそうです。

アメリカのファストフード業界では、自然飼育の肉やオーガニック原料を使ったメキシカンフードチェーン店が売り上げを伸ばしている現状があります。米国マクドナルドでは、そんな消費者の嗜好動向をくみ取り、健康志向に舵を切りました。
まず、ハンバーガーのバンズに今まで使用していたコーンシロップを中止し、砂糖に変更します。コーンシロップは、別名「果糖ブドウ糖液糖」と呼ばれるもので、肥満や糖尿病などの原因になるとしてアメリカでは使用禁止運動が広まっている甘味料です。チキンナゲットやスクランブルエッグに使用していた人工保存料の使用もやめることになりました。鶏肉への抗生物質の使用も中止します。今後徹底して見直しをかけていくことは間違いなさそうです。

気になるのは日本マクドナルドの動きです。現時点では米国マクドナルドに合わせて原材料を見直すという報道は聞こえてきません。今後の動向が注目されます。

(※1:REUTERS http://www.reuters.com/article/us-mcdonalds-antibiotics-idUSKCN10C2PV

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